利左エ門窯について

 

波佐見焼の誕生は、今から400年も前に遡ります。慶長3年(1598年)文禄・慶長の役に参加した大村藩主・大村嘉前が連れ帰った朝鮮の陶工
李祐慶が、波佐見町下稗木場窯や村木の畑の原・古皿屋などに階段状連房登窯を築き、やきものづくりを始めたと伝えられています。
利左エ門窯は、豊かな自然に囲まれた波佐見の地で江戸時代中期から藩窯業発展の要の役すなどして、産地と共に歩んで現在にいたっています。
1968年に窯を初代の名から『利左エ門窯』と命名し1991年 波佐見焼発祥の地 稗木場に移転、当代で13代になります。
いにしえの伝統を受け継ぎながら、現代の多彩な食生活に合うモダンで温かみのある器を作陶しております。手仕事の技・人の温もりを感じながら時間を重ねることで、器の変化を楽しんでいただけたら幸いです。

利左エ門窯元  13代 武村 利左エ門

 

 
〒859-3726
長崎県東彼杵郡波佐見町稗木場郷548-3
電話
0956-85-4716
メール
rizaemon@silk.plala.or.jp